「不倫が発覚したためパートナーとの離婚を考えているものの、
生活が不安で離婚に踏み切れない」
専業主婦の場合、特にこのような思いを抱える方が多いのではないでしょうか？
収入は夫に全て頼っており、就労経験もないとなれば
収入がある場合に比べて、離婚後の生活を見据えて、
準備を入念に行う必要があると言えます。
本日は離婚前に準備しておきたいポイントをご紹介します！
・財産分与に付いて知っておく
財産分与の方法は以下の３つがあります。
①清算的財産分与
夫婦が婚姻期間中に築いた財産を清算する方法
②扶養的財産分与
離婚により経済的に困窮することが明らかな配偶者の生活の補助をする方法
③慰謝料的財産分与
通常慰謝料は別に算定するが、慰謝料としての意味を含む財産分与の方法
専業主婦で収入がないため、財産分与は対象にならないのでは？という疑問を持つ人も
いますが、家庭を支えることで夫が仕事をする環境を整えること対して貢献をしています。
そのため、専業主婦だからと言って、財産分与の請求ができないということはありません。
・住む場所の確保
実家に帰ることができる状況であれば、生活費を抑えることができ
契約も必要ないため、最も安心できる方法のひとつです。
実家での生活が難しい場合は、賃貸物件を探す必要があります。
引っ越しをする場合、家賃だけでなく、敷金や礼金もネックになります。
UR賃貸住宅は敷金や礼金がかからないだけでなく、保証人も不要です。
その他、市営住宅など収入によって家賃の変動がある物件も費用を抑えることができます。
また、都市部ではシングルマザー向けのシェアハウスも存在します。
・制度の活用
離婚をしてシングルマザーになった場合、助成金を得ることができます。
どういった制度があるのか、事前に調べておくといざというときに安心です。
児童扶養手当等の助成金だけでなく、上下水道や粗大ごみ処理手数料などでも
減免を受けられる場合があります。
制度を活用しつつ、有利に交渉できるよう準備をしましょう。
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